急に痛くなった肩の痛みの原因

症例56 奈良県北葛城郡河合町在住 20代男性

急に痛くなった肩の痛みの症状

当院ホームページをご覧になり来られた方です。
三日前に自宅でテレビを見ていると急に右肩が痛くなったとのことでした。
詳しくお話をお聞きすると座った姿勢で左腕で身体を支えるような状態になって、テレビを見ていたところ痛くなったのことでした。

急に痛くなった肩の痛みの整体

「初回の整体」
初検時、右肩を挙げた時に痛みがあると訴えられていました。
細かく検査をすると肩甲骨と肩関節、肘、手首の歪みに骨盤の捻じれがありました。
施術はまずはじめに骨盤矯正を行い、下半身のバランスの崩れを整えた後、上肢の筋膜リリースと肩甲骨、肩関節、肘、手首の矯正を行いこの日の整体を終えました。
「二回目の整体」
前回来られた時よりも、右肩を拳げた時の痛みが少し緩和されていました。
施術は初回同様に行い、自宅でのセルフケアと日常生活動作の注意点を伝えました。
「三回目の整体」
右肩を拳げた時の痛みのレベルがかなり緩和されているとのことでした。
この回は鎖骨のズレが確認できたのでそこを矯正すると残存している痛みが消失ししました。
「四回目の整体」
右肩を拳げた時の痛みが消失していましたので身体全体のバランス調整をし、この日で治療を終了しました。

急に痛くなった肩の痛みの整体の考察

今回の症例は発生原因が明確ではなく、痛み方や生活動作から腱板断裂の可能性も考えたのですが、短期間に治癒したことから腱板断裂ではなかったことが証明されて安心しました。
腱板の完全断裂の場合は整体の対象外で整形外科での手術の適用になります。
稀ではありますが肩を動かした時の痛みは腱板断裂であることがあります。
肩を動かした時の痛みは腱板断裂と他の疾患との鑑別が重要になってくるところです。

首肩の痛みについてはこちら

 

たけもと接骨院・整体院
〒636-0073
奈良県北葛城郡河合町広瀬台3丁目6−3 アルプス 1F
0745-31-5702

院長 武本昌史(柔道整復師)

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